SUNPEDIA ~お仕事百科事典~

溶接技能者

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溶接技能者
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溶接作業と言っても様々な種類があります。
資格が無くても働けるものもありますが、資格を持っていることで技術に対する信頼性の証明になり、
給料UPにがる場合もあります♪ガスを使用する溶接では技術も必要ですが安全に業務を行うための
知識も必要となる為、資格がないと行うことが出来ません。
実務経験なしで2日で取得できる国家資格なので、工場に就職するうえで有利な資格かと思います。

■ガス溶接技能者(初心者向け)

ガスバーナーを利用して金属をつなぎ合わせる「ガス溶接」を行うために必要とされる国家資格です。
これがなければ、ガス溶接をすることが出来ません。

■ガス溶接作業主任者

ガス溶接を行う際に、指導者としてどのように作業をすすめるかなどの方法を決定し、
従業員に指揮をするための資格です。ガス溶接技能者からの発展的な資格です。
実務経験を3年以上積むことで受験可能となります。

■アーク溶接作業者(初心者向け)

放電現象(アーク放電)を利用して金属をつなぎ合わせる「アーク溶接」を行うために必要な国家資格です。

※アーク溶接とガス溶接の違いは?
電気を使うかガスを使うかの違いで、溶接時の温度に影響します。
ガス溶接は3000度ほどの炎をつくるのに対し、アーク溶接は4000度ほどの炎をつくります。
溶接する素材によって使い分けます。

■アルミニウム溶接技能者

アルミニウム合金の溶接を行う専門的な知識と技能を認定する民間資格です。
アルミニウム溶接は、ガス溶接やアーク溶接よりも難易度は高くなります。
自動車関連の工場などでアルミニウム溶接の需要が増加しているため、
身に着けておくと有利な資格でもあります。

■PC工法溶接技能者

PC工法溶接の技能を溶接協会が認定する民間資格。「PC(プレキャスト鉄筋コンクリート)工法」とは、
建物の基本となる部材をあらかじめ工場で製造した後、現場へ持ち込み組立てる工法です。
この資格があれば、コンクリート組み立て建築の溶接作業の現場で活かせます。

■ボイラー溶接士

ボイラーとは、ガスや石油などの燃料を燃やして水を水蒸気や温水に換える装置のことです。
この資格があれば、ボイラーの製造・改造・修理などに関する溶接をできるようになります。
受験には、1年以上の溶接経験(ガス溶接など一部を除く)が必要です。「普通ボイラー溶接士」と、
普通ボイラー溶接士免許を受けた後、1年以上ボイラーなどの溶接作業経験があれば受験できる
「特別ボイラー溶接士」の2種類あります。

■溶接管理技術者

溶接に関する技術と知識だけでなく、施工の計画や作業の管理を行う職務能力を持った
技術者を認定する民間資格です。官公庁からの工事受注に必要な資格で、溶接技能者の上位資格とされています。
「特別級」「1級」「2級」の3段階のレベルがあります。溶接業務に深く携わり、キャリアアップを目指すのに役立つ資格ですね♪

■溶接作業指導者

溶接の現場で指導者の役割を果たす、経験の豊かな溶接作業者を認定する民間資格です。
工場の溶接部門の班長や、溶接工事の現場監督など「溶接作業者」「溶接管理技術者」に
指示や指導を与える重要な役割をにないます。こちらも溶接業務に深く携わり、
キャリアアップを目指すのに役立つ資格ですね♪

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