SUNPEDIA ～お仕事百科事典～

金融（銀行）窓口業務

金融（銀行）窓口業務とは

金融（銀行）機関の窓口で、お客様のご対応をする業務のことを「テラー」と呼び、主に２種類の業務に分かれています。それが、「ハイカウンター」と「ローカウンター」です。名前の由来は、お客様をご対応するカウンターの高さの違いに由来します。

■ハイカウンター

普通預金などの入出金や振込、税金の支払いなどを担当します。立ったままお客様のご対応をし、素早い処理が求められます。

■ローカウンター

新規の口座開設、各種変更手続き、運用相談や定期預金などを担当します。座った状態で、丁寧にお客様のご対応をします。

また、カウンターの後方で作業されている方々は、テラーのサポートや庶務、出納、ATMの現金補充、法人取引手続きなどを行っています。

金融業界は、法律やコンプライアンス、社内規定も非常に厳しいため、確認事項も非常に多くあります。銀行では、毎日窓口が午後３時に閉まってから、１０分程で現金の勘定が合っているか確認し、全支店は本部に報告しています。この確認の際、１円でも合っていない場合、本部から銀行の警察部隊が来て不足分の現金を総出で探します。

お客様の現金を扱うお仕事なので、現金を扱う基本的な心得をしっかり身に付けなければならないのはもちろん、ローンや年金、定期預金などの商品知識も必要です。ある程度の学習や経験を経てから、テラーを任されるようになるのが一般的です。

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