SUNPEDIA ~お仕事百科事典~

翻訳・通訳

翻訳と通訳は、1つの言語をもう一方の異なる言語に変換することで、情報の理解を繋ぎ人同士を繋ぐ作業を指します。翻訳は読み書きを変換し、通訳は音声言語を変換しますが、詳しく分類すると次のようになります。

■翻訳

【実務翻訳】
ビジネス上で必要な文書の翻訳作業です。海外企業との契約書やビジネスレター、マニュアル、カタログ、特許関連文書などの翻訳を指し、技術翻訳とも呼ばれています。出版・メディア業界で行われる仕事のほとんどが、この実務通訳といわれています。

【メディア通訳】
新聞や雑誌、CDの歌詞、映画、ビデオ、DVDなどの字幕の翻訳を行います。

【出版翻訳】
小説、学術書、科学技術、政治経済、児童文学、ライフスタイル関連の書籍の翻訳を行います。

■通訳

【会議通訳】
国際会議や国際シンポジウムなどで、同時通訳を行います。

【商談通訳】
企業内や商談などで行う、ビジネス通訳です。

【エスコート通訳】
海外からの著名人(アーティストやスポーツ選手など)に対して、インタビューや記者会見、イベントなどで通訳を行います。

【コミュニティー通訳】
公共サービスの場(医療、福祉、教育、司法など)で、通訳を行います。

【放送通訳】
海外からの報道・ニュースの通訳などを行います。

【通訳案内業】
観光地の案内から、自国の文化の紹介などを行います。

通訳に関しては、次の3種類の通訳形態があります。
【同時通訳】
国際シンポジウムや記者会見などで、話し手の話すタイミングと並行して通訳を行います。会場には設置された個室で通訳が行われ、聞き手はイヤホンを使用して通訳者の音声を聞きます。2~3人の同時通訳者が15分ほどの間隔で交代し、通訳作業を行うのが一般的です。

【逐次通訳】
話し手の話が一区切りしたところで通訳を行い、それを順次繰り返し行うことで、より正確に訳すことができる方法です。

【ウィスパリング通訳】
話し手の話と並行して通訳しますが、同時通訳とは異なり聞き手のそばで小声で通訳を行います。TVでアーティストを招待した際や、小規模な会議などでとられる方法です。

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