SUNPEDIA ~お仕事百科事典~

簿記

簿記とは、企業の経営成績と財政状態を明らかにする技能・手段で、帳簿と呼ばれる記録表に、お金や財産に関する取引の記録(記帳)をつけるものです。簿記をすることにより、今どれほどの財産があり、いくら使っていくら儲けたのかを正確に把握することができます。そして、最終的には「貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)」と「損益計算書(そんえきけいさんしょ)」を作成します。

■「貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)」とは

期末の時点でどれほどの財産があるのかを明確にした表です。

■「損益計算書(そんえきけいさんしょ)」とは

1年間で使用した費用とその儲けを明確にした表です。

簿記で作成する「損益計算書」というものがあり、これは営業してきた結果をまとめた成績表です。これを見ることで、今黒字か赤字かが分かったり、来期の計画の参考にすることができます。また、税務署への税金の支払額もここから算出されます。

簿記を理解することによって、経理事務に必要な会計の知識以外にも、財務諸表を読む力や基礎的な経営管理・分析力、コスト感覚も身につくので、コストを意識した仕事ができるようになります。取引先の経営状況も把握できるので、銀行や投資家はここからお店の経営状況を判断して投資をすることができます。

豆知識:簿記は500年も前に発明され、今日まで引き継がれてきたものでもあります。

 

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