SUNPEDIA ～お仕事百科事典～

社会保険労務士

社会保険労務士とは

 

社会保険労務士（社労士）とは、「社会保険労務士資格」という国家資格を取得した者を指します。企業ごとの労働環境を診断して、経営をしていく上で労働問題などのトラブルが起こる前の予防として人事・労務の管理体制を強化する他、社会保険に関する相談や指導を行うことで、しっかり収益を出せる組織に成長させる取り組みを行います。また、労働関連の法令や社会保険の法令に基いた、必要書類の作成を代行することも主な仕事です。

 

主に、下記の法律に基いた企業改善を行います。

 

労働基準法

労働契約法

労働安全衛生法

雇用保険法

男女雇用機会均等法

健康保険法

国民年金法

厚生年金保険法

労災保険法

高齢者等雇用安定法

育児・介護休業法

 

※最近では、それぞれの強みに特化した社労士事務所が増えています。

主な取り組み内容としては、次のようなものが挙げられます。

 

  • 人事の雇用管理、人材育成（研修）、労務に関する相談、指導、顧問
  • 雇用保険の申請や給付等の手続き
  • 労働トラブル、労務リスク対策の相談
  • 就業規則、人事･賃金･労働時間の相談、雇用契約書等の作成・改定
  • 給与計算の代理
  • 労働災害、通勤災害における申請や給付手続き
  • 社会保険における私傷病、出産、死亡等に関する申請や給付の手続き
  • 労働保険料の加入手続き、年度更新
  • 社会保険料の算定基礎届の作成
  • 賃金や退職金、企業年金制度の構築
  • 各種助成金の相談、申請
  • メンタルヘルス対策
  • 年金の加入期間、受給資格などの確認、給付代行
  • 労働に伴う相談、紛争解決手続きの代理
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