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リーチフォークリフト

 リーチフォークリフトとは、電動で爪の昇降や走行が可能なバッテリー式のフォークリフトを指します。
立ちながら乗るタイプで、速度はおよそ11km/時程度、足元のペダルを離すことでブレーキが作動します。ブレーキ時の慣性によって荷物が前方に転落するのを防ぐため、積載物の移動時には後退走行の方が安全です。荷物が小さい場合や視界が開けている場合などは全身走行でも問題ありませんが、事業所によって前進走行を禁止しているところもあります。   
カウンターフォークリフトと比べて小型のため、小回りが利き操作性が高いのが特徴です。積載量が0.5t~3tのものが一般的で、主に食品加工品や精密部品を扱う工場など、排気を避けたい場所で使用されています。

  最大積載荷重が1t以上のフォークリフトを運転する場合、資格取得には、「フォークリフト運転技能講習」の修了が義務づけられています。(なお、最大積載荷重が1t未満のフォークリフトの場合は、事業者による「フォークリフト運転特別教育」の受講が義務づけられていますが、実際に就業する場合は1t以上の免許が求められます。)
取得費用は東海エリアの場合、11時間コースでは19,000円台~30,000円台。31時間コースでは26,000円台~30,000円台後半が相場です。

 大体の教習所は土曜日と日曜日の2日間で予定を組んでおり、1日目は座学、2日目は実技で、大体の方は午前中で免許が取得できますが、不得手な方は夕方までかかる場合があります。フォークリフト免許と同時に玉掛け(欲を言えばクレーン)の免許を取得しておくと、選べる求人の幅を広げることができます。

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