SUNPEDIA ～お仕事百科事典～

バリ取り

プラモデルを作った事のある方などには馴染みある言葉かもしれません。
「バリ」とは材料を切ったり削ったりした時に発生する、材料の角にできる出っ張りの事を言います。見るからに尖ってしまっているものや、触ってみないと分からないものなどもありますが、これをそのままにしておくと、加工時に部品がきちんと固定できなかったり、けがの元となったりするため、取り除いていくのが一般的です。これは、丁寧にヤスリをかけて除去していくこととなります。
一概に「ヤスリ」と言っても、素材が木なのか鉄なのか、はたまたゴムなのか。バリを削り取るだけで良いのか、角までなめらかにしていくのか、やり方は様々です。まずはどのように削っていくのか指示を貰い、その通りに削っていきましょう。
一見地味に思われるバリ取りのお仕事ですが、製造の場においては「バリ取りの丁寧さが製品の精度に繋がる」というくらい重要な工程となってきます。綺麗に磨き上げることが製品の品質向上に繋がりますので、手を抜かず、丹念に磨いていきましょう。

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